宅急便のお兄さんが政府からのお届け物を渡してくれた。開けた瞬間爆発するとかないよな?証拠隠滅的な感じで。恐る恐る中を開けると、こんのすけがひょっこり入っていたので、私は思わず箱ごと抱きしめた。
「おかえり~こんのすけ」
「審神者様、ただいまです」
政府の担当者の人に何回もこんのすけを廃棄処分にするのはやめて下さい!と泣きついていた。泣き落としが功を奏したのか、こんのすけは各審神者のお宅へ届けられ、経過観察用のロボになるとか。こんのすけの説明を聞いて、おいおい泣いていると、なんだなんだ、と我が家のペット達が駆けつける。
「みなさん、審神者様を見守ってらっしゃるのですね」
「そうなんだよ、お世話係の長谷部が一番!だったのに、餌を与える係が変わると、私にべったりでね」
ワンワン、ニャーニャー、コケーと鳴き始める面々。
「えぇ、えぇ、みなさんは分かってらっしゃるのですね」
こんのすけはペット達を見て、深く頷いた。「えっ、私抜きでしゃべってる?」と、疎外感に身を震わせる。
「いえいえ、…そうだ、審神者様、いえ…審神者でなくなったあなたのお名前をお聞きしてもよろしいでしょうか?」
「これから見守ってもらうんだし、そうだね。私の名前は…」